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2016年8月15日 (月)

その日

昭和20年8月15日、、、その日は暑い日だった。


空襲で、町中や工場は大きな被害を受け、

里山に住むお袋家族にも、不安な日々が続いていた。

そんな中、麓の親戚宅へ少しだけの家財道具を

荷車に積んで、父親と共にその日運んだお袋。

片道2里半ほどの道程を歩き終えるころ、

そろそろお昼、、、玉音放送の時間が近づく。


大人たちが、天皇陛下のお言葉に我を忘れている時、

何事か分からぬお袋はただ、その様子を凝視していた。


空襲から逃す目的で牽いたリヤカーの荷物は、

そのまま持ち帰ることはせず、後日とした。

父親がそうしようと決めたのだと云う。

気疲れもそうだが、安堵感や脱力感、、、

何より、戦火の思い出を持ち帰るのではなく、

新たな気持ちで引き取りに行きたい!

そんな思いがきっとあった。



その日、、、戦争は終わった。

 

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