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2017年2月

2017年2月28日 (火)

ここまで

正直に云えば、衝撃の1月19日の告知から、

ここまでの時間が与えられるとは思いもしなかった。

今日で入院41日目、、、2月が終る。



もう一日、そしてまた一日。

今はただ、積み重ねて行こう。

ひたすらに。

2017年2月27日 (月)

お袋の入院40日目(転院27日目) ~お風呂~

入院40日目にして初の入浴、、、驚きである。

早朝に病室を訪ねた俺には何が何やら。

すでにお袋は病室にはおらず、

待てど戻らぬゆえに、仕事に帰る。


後で妹や弟の話だと、久しぶりのお風呂に

満足げなお袋の様子に安堵。


されど夕方病室を訪れると、不安な話を聞く。

夕べお袋は、2度も点滴の針を自ら抜いたのだという。

認知症も少し進んだか?不安の種が一つ増えた。

会食

昨日は日曜日ということもあり、

昼食と夕食を病室で食した、、、

お袋を囲んで。


そんなに広くはないが、個室だから成せること。

兄弟そろって、妹のこしらえたおにぎりをほお張った。


こんな何気ない時間も、後には大切なひと時として

心に刻まれて行くことになるのだろう。

2017年2月26日 (日)

お袋の入院39日目(転院26日目) ~夢うつつ~

日曜日の今日は、早朝から病室に入り浸り。

午後には、姪っ子が子供を連れて見舞ってくれた。

ほとんどの時間、夢うつつをまどろうお袋だが、

このひ孫の見舞いには大いに喜び、満面の笑みで迎えた。

しかしながら、当の曾孫はおっかなビックリの表情で、

曾婆ちゃんの歓迎ぶりとは若干の温度差が否めなかった。

それでも帰り際には、ハイタッチを披露してくれたひ孫に感謝!



夕方には、痛みと怠さを訴えるお袋に、緩和策を講じて頂いた。

随分と楽な感じで眠りにつくも、3時間ほどで目覚めると、

今度は咳込む始末、、、咳止めを処方して頂く。

度々の咳込みと続く微熱から、肺に水が溜まっている

可能性を示唆される、、、誤嚥からの症状か?

不安は尽きないが、ここはホスピス。

冷静な判断と、適切な対処療法で事に当たる構え。

粛々と、、、整然と。

 

ご近所さん

隣室の方々のことでは無い。

自宅兼店舗周辺のご近所さんには、ここ最近の俺の行動に、

違和感を覚えながらも其処には触れないでおこうとの

配慮を感じてはいたのだが・・・


急ぎの仕事を依頼された先がご近所さん。

お袋の近況を尋ねられたものだから、

言わずもがなとは思いつつ、つい吐露してしまった。

そこからはもう、堰を切ったように、、、


隠すつもりは無く、自然体で居ようとしただけだった。

ことさらふれ回ることではないのだから。

親父が何度も入退院を繰り返したことで、

お隣近所の住民に心配と面倒をかけたことを、

追い目に感じていたというのもあった。


でも、、、そのことはこれで解消された。

「大変だろうが人の道なのだから」と諭され、

ねぎらいの言葉も頂戴した。


そうだ、向くしかなかったんだ、、、前を。

2017年2月25日 (土)

お袋の入院38日目(転院25日目) ~週末~

取り敢えずの安静を保つお袋。

朝は目覚めもよく、みかんを少々食したらしい。

微熱も37度0分だったし、まずまずである。


週末はスタッフさんの人数も少なめ。

他の病棟の看護師さんの応援もある。


それでも手厚い看護に質の低下は無い。

さすがであると同時に、ありがたい。


夕方、はじめて痛みを訴えるお袋。

はたして何処の痛みなのかは見当もつかないが、

ごく軽めの沈痛剤を注射して頂く。

同時に、痰の吸引をそろそろ準備して頂いた。


それでも、お袋が嫌がることはしない、、、

そこはスタッフさんにも浸透している。

万全を期して臨む、、、

俺なりの覚悟を胸に。

つれづれ

こころ此処に在らず、、、

遥か昔の幼少期、そして戦後は物資不足の青春期。

以前にも聞いたことのある話が口をつく。


お袋の今は、ずーっと昔と、ほんのちょっと昔と、

そして、、、

「いま、何時かね?」

そこを行き来の、、、つれづれなる時の流れ。


もう少し、いま少し、、、このまま、このまま。

2017年2月24日 (金)

お袋の入院37日目(転院24日目) ~悼む~

昨日の言葉のことが気になり、今朝は早出をした。

午前9時半には病室へ、、、平然と眠るお袋。

いつもの感じで、いつもの所作で場を繕う。

そのことが何よりも嬉しいこと。

今日もどうにか生かされている。


午後、仕事を終えて駆けつけた病室。

ドアーに手をかけようとすると、

廊下の先に妹の佇む姿、、、そして手招き。


病室では病衣替えの最中とのこと。

実はその少し前から、病室に居たたまれずに、

廊下のソファーで佇んでいるのだという。


お隣がにわかに騒がしくなったかと思うと、

女性の慟哭と嗚咽が響いたのだと。



その場に居合わせなかった俺には、

計り知れないほどのショックが

妹を襲っていた。

それは、我々も通るであろう、

少し先にある風景なのだ。


今は、この病室でスヤスヤ寝息を立てるお袋。

明日はどうなるか?それは、神のみぞ知る。


隣の住民の安らかな旅立ちを祈り、

心から哀悼の意を表したい。

今、ここで思うこと。

先日、緩和ケアースタッフさんから頂いた、、、

「寄り添うご家族のみなさまへ」の小冊子。

その内容を、今一度読み返してみた。

いちいち頷きながら、一言一句を噛みしめる俺がいた。


今ここで思うこと。


やはり、お袋の今を出来る限り受け止めて、

医師・スタッフの知恵と経験を頼りに、

如何にすれば、少しでも楽に出来るのか?

そのことを一番に考えたい。


何よりも、お袋の意思を大切にしたい。

2017年2月23日 (木)

お袋の入院36日目(転院23日目) ~うわ言~

時おり目覚めては、何やら囁くように呟くお袋。

相変わらずの微熱に咳込む姿、、、

ここ数日はこのような毎日の繰り返し。


よく眠っているお袋の横で、

いつものよもやま話で場を紛らす妹弟。

それを聞きながら、お袋を見守る俺。


不意に目覚めたお袋が、、、

「寝てばかりは、もうきつかぁ。」

はっきりとした口調に、皆驚く。

そしてまた、ゆっくりと眠りについたお袋。


初めての弱音ともとれる言葉の投げかけに、

唖然として口をつぐむ一同、、、時が暫し凍りつく。



もちろん、身体は辛いに決まっている。

そうなることも分かってはいた。

でも、、、お袋の口から出た言葉を聞けば、

さすがに身震いする、、、怖いほど。


どうする?どうすればいい?


うわ言なれど、心乱れて。

俺・妹・弟

このところ、仕事帰りの弟が合流すると、

3兄弟が揃う、夕暮れ時の病室になる。


お袋を囲んでの他愛のない話。

たぶんお袋には聞こえていない。

それでも、場の雰囲気が伝わればいい、

伝わって欲しい。

 

2017年2月22日 (水)

お袋の入院35日目(転院22日目) ~顔色~

相変わらず眠っている時間が長いお袋。

点滴針の挿入箇所もなかなか定まらず、

手は腫れあがり、液漏れの後が滲んでいる。

それでも何とか事なきを得る、、、まずまず。


夕方には微熱が出ることも多いが、今日もそうだった。

アイスノンを後頭部と脇の横に当てて、解熱を促す。

抗生剤と解熱剤の投与も成されていた。


数日前から、顔色が徐々に浅黒くなりだした。

肝機能の衰えが否めない、、、仕方がない。

 

住人

転院して20日あまり、、、

お隣近所の様子に目を配る余裕などは無いが、

挨拶程度のことであっても、

どの方も同じホスピスの住人だから、

通じ合う心があるのかもしれない。


それに、看護師さんの名前を覚えたのは、

親父の入院を含め初めてのこと。

ローテーションではあるものの、

それだけ我々が通い詰めている、

きっとそういうことなのだろう。


多い日は、4~5時間病室界隈にいる。

すでにこの病院の住人と化した。


それでもいいから、

もう少し、このままで。

 

2017年2月21日 (火)

お袋の入院34日目(転院21日目) ~声掛け~

寝ていることの多いお袋に、どのタイミングで声掛けしたらいいのか?

そんなことを考えるのに、十分な時間が与えられるほど、

お袋の沈黙は長くなっている、、、思いのほか。


それでも時おり目覚めては、少しだけ何かを所望し食す。

看護師さんに体位変更をして頂くほかは殆ど、

体を動かす素振りは見せ無くなってしまった。

いったい何を思っているのだろうか?


看護師さんによると、、、

深夜巡回に行くと、お袋が目を見開いて、

宙を見ているのだという。


こころが締め付けられる、、、

 

 

継続

” JAFからのご案内、、、まもなく有効期限満了です ”


忘れていた。

更新手続きもそうだけど、

このままJAFを続けるのか、どうかを。

そもそも、自動更新にしていないのは、

必要性を疑問視しているから?


この時期、、、いつも迷いに迷い、

それで、期限スレスレに更新!

そのことを、、、思い出した。


そんなに迷うくらいなら、

一度やめてみればいいのだ!

そこからまた、、、考えれば。

なのに・・・


” 継続は 力なり "

そんな言葉が、立ちはだかる。


悩ましいなぁ、

継続も、俺も。

 

 

僕らが生まれた あの日のように ~redraft~

♫ 高い空 見果てぬ夢 砕ける波 はじける夢

 君は来るか ここへ来るか 僕の腕の中に

 何も疑わない すべて受け止めて

 君はここへ生まれて来る

 君はいつの日にか 僕らの時を越えて

 風の顔で 走るだろ・・・


         僕らが生まれた あの日のように

唄 USED TO BE A CHILD 作詞・作曲 飛鳥涼/小田和正

 


YouTube: 「僕らが生まれた あの日のように」USED TO BE A CHILD

2017年2月20日 (月)

お袋の入院33日目(転院20日目) ~落ち着き~

もちろんお袋の病状に、好転の兆しが見えた訳では無い。

ただ、落ち着いている、、、それだけのこと。


それでも奇跡を信じない訳では無い。

万分の一でも可能性は感じていたい。


今のお袋は、点滴が上手く入らない。

食事が思うほど摂れていない。

でも、生きて行ける。


もう神頼みでも何でもいい、、、

今の落ち着いた状態を少しでも長く、

俺たちに見せつけて欲しい。

支え

土曜の夜も昨晩も、落ち着いていたお袋。

「また明日」を合言葉に、病室を離れた。


帰りに、遅い夕食をすべくラーメン店へ寄り道。

用事があるという弟と別れ、妹夫婦と向かう。


あっさり上品な豚骨スープを飲み干して、

店を出るころには、周りのお店も仕舞いの時間。


「また、明日ね!」

同じ合言葉で、帰路に就いた。

2017年2月19日 (日)

トイレの神様

♫トイレには、 

  それはそれはキレイな 女神様がいるんやで

  だから毎日キレイにしたら 女神様みたいに

  べっぴんさんになれるんやで・・・

 

          トイレの神様

唄 植村花菜 作詞 植村花菜・山田ひろし 作曲 植村花菜

 


YouTube: 植村花菜 - トイレの神様

お袋の入院32日目(転院19日目) ~繋ぐ~

日曜日なので、面会者も多い。

駐車場は満杯で、談話室にも華やいだ雰囲気が!

それでも此処はホスピス、、、

笑い声も何処か哀し気に響く。


お袋の部屋にも、姪っ子家族と妹の旦那が集う。

面会が終り、病室にはいつもの3兄弟が残る。


午後から熟睡のお袋、昔ばなしに花を咲かせる3兄弟。

突然目覚めて、お茶に生菓子を所望のお袋。

お口直しは小粒の氷、、、数粒食べてご満悦。


そうやって今を、命を繋ぐお袋の覚悟を見た。

心境

生きることは、迷いながらも前へ進むもうとする勇気の連続。

だからこそ、今回の入院日誌も綴る決意でここまで来た。


親父の時もそうだった、、、書き綴ることにすがるかのように。

けっして強くは無い俺の心情は、そうすることで辛うじて、

その時を生きれていた、、、普段の俺に近いところで。



親父が逝ったあと、、、

ブログはしばらく書けなかった、でも、、、

日記は書き綴った、その時々の心情を吐露しなきゃ、

普段の俺が居なくなってしまうから。


だけど内に秘めた、、、

それしか出来なかったから。



午前6時少し前、熟睡し晴れやかな朝。

今の心境は、ここにしたためた。

先のことは、もう少し先に譲ろう。

今を生き抜く、それを書き綴る。

その延長線上にあるのが、俺の生きる道。


そうであるを、信じて。

2017年2月18日 (土)

お袋の入院31日目(転院18日目) ~復活?~

今朝は、どうしても外せない仕事で、

病室には午前11時を回って駆けつけた。


仕事中も、、、実は昨晩から気が気では無かったのだが、

お袋の今朝は嘘のように穏やかで平穏、、、安堵した。


熱も平熱に下がり食欲もあって、リンゴムースを完食。

大好物の生菓子も食し、美味い美味いを連発した。



夕方、昔ばなしに花を咲かせるお袋と妹。

突然にお袋が、、、


「30過ぎで生んで、ごめんね」


そんな言葉を口にした、、、少しの間があいて妹が、


「お父さんとお母さんの子供で良かったよ!」



余命宣告一ヶ月が、ちょうど今日。

復活の日が、奇跡への一歩となりますように。

足湯

転院後もなかなかいいタイミングに恵まれず、

入浴の機会を逃し続けていたお袋に、

せめてもの気晴らしになればと、

足湯を提供して頂き、入念にマッサージをしながら

汚れを綺麗に洗い落として頂いた。


その後、爪もほど良く整えてもらったのだが、

どこまでお袋が認識出来たかは、分からない。



そういえば、、、

ほとんど入浴出来なくなっていた頃の親父に、

たびたび足湯をしていたことを思い出した。


大きくごわごわしたその足は、少し腫れていて、

足裏の感覚も鈍いので、ほどほどのお湯でも

ぬるま湯か水に感じていたようだった。

爪は硬く曲がってもいたから慎重に扱った。


気持ち良かったのかどうかは分からないが、

洗っているこちらの気持ちは晴れたいた、、、

そんな思いがよぎった。

 

2017年2月17日 (金)

お袋の入院30日目(転院17日目) ~不安~

昨日の夜から体温上昇が認められ、一時38度5分ほどにまで。

今朝は目覚めることは無く、表情も強張っている感じがした。


お昼時、僅かな時間目を見開くが、反応はなく食事もせず。

明らかな体力の衰えを感じる、、、呼吸も浅く弱い。


夕方には3兄弟が揃い、ベッドの脇を固めた。

肩で呼吸をし、口が開くから喉が渇く。

時おり呼び覚ましてはお茶を差し入れる。

お袋のタイミングでゆっくりと飲んで貰う。

誤飲しやしないか?、もっとも緊張する瞬間。

何とか今度も喉を潤おせた、、、よかった!



残された時間は、そんなに多く無いことを感じる。

明日の夜は、俺が泊まり込む予定。

寄り添うご家族のみなさまへ

看護師さんから呼び留められ、お聞きしたお話。

手渡されたのは、一冊の小冊子。

” 寄り添うご家族のみなさまへ ”

表紙にはそのように綴られていた。


これから起こるであろう状況の変化を、

丁寧かつ具体的に、これまでの経験を踏まえた

患者家族が直面する事態に対する心構え、

拠り所の手引書、、、そんな小冊子を前に、

半時ほどの時間をレクチャーして頂いた。


そして、手引書はこのような言葉でしめられている。


『ただそばにいるだけで最大の支えになると思います。

 会話が出来なくても言葉は届いています。

 ご家族のぬくもりを感じられています。

 愛する人に寄り添えるように、きちんと食事をして

 十分に休養(睡眠)をとりましょう

 自分一人で抱え込まず、誰かに思いを話してみましょう。

 頑張りすぎないでください。

 私たちスタッフにいつでも遠慮なく声をかけてください。』

2017年2月16日 (木)

お袋の入院29日目(転院16日目) ~胸騒ぎ~

昨日とは打って変わって、今日は氷とお茶以外

何ひとつ口にしないお袋。


生命線である点滴のポイント入れ替えが難しく、

やっと刺せたのは左手甲の血管、、、窮屈そうにも見える。


今日のお袋は、微熱と平熱を繰り返し、

意識も混沌としている時間が長くなっているようだ。

転院して初めて、身体の辛さをはっきりと訴えたため、

怠さをやわらげる注射をお願いした。


これからは寝ている時間が長くなるのだろうか?

意識がなかなか戻らない、話も思うに任せない。

それでも、苦痛が少しでも和らぐのであれば、

迷うことなく、そちらを選択するべきなのだろう。


今はまだ、苦痛に眉をひそめ、眉間にしわを寄せるような、

そんなひっ迫した状況のお袋では無い。

ただ少しずつ、でも確実に病状は進んで行く、、、


胸騒ぎの夜は長い。

東方からの同窓生

ちょうどお袋の昼食を手伝っていた時、

妹からの携帯連絡が着信した。


中学生時代の同窓生が訪ねてきた。

彼とは、30数年ぶりになるのかな?

仲のいい友人の友人、、、つまりは友人。


突然に母親の急病を知らされての帰郷だという。

その病院への道すがら、車窓から俺の店が見え、

懐かしさのあまりに立ち寄ってしまったらしい。


まったく思いもしない友人の来訪。

電話口に出てもらい、ご無沙汰を埋める会話をした。

30数年の歳月は、そんなに簡単には縮まらない。

ただ、奇しくも同じような境遇の今を経験している

同士の様な感覚が湧いてきた。


次の機会があるのかどうかは分からないが、

彼の良く知る、俺の親友の早すぎた旅立ちのことを、

語りあえたら、、、いいかな。

2017年2月15日 (水)

お袋の入院28日目(転院15日目) ~食欲~

今日のお袋はご機嫌宜しく、特に夕食は良く食べた。

それだけではなく、妹の旦那さんや姪っ子も面会に来てくれたり、

普段よりは賑やかさが増した病室が和んでいた。


点滴などの交換、体位の変更、ゴミの回収、お茶入れなどなど、

スタッフさんの行為に対し、いちいち「ありがとう」を返すお袋に、

満面の笑みで「どう致しまして」をくれる皆さんに感謝。

テレビも見ないお袋の為に流しているオルゴールのBGMは、

意外にもスタッフさんに好評で、癒しになっているという。


いろんな相乗効果で、奇跡でも起きやしないか?

そんな気にもなる、、、今日のお袋の食欲だった。

いま、どこに?

何かを感じているかのように、ただ一点を見つめるお袋。

そこに俺の顔が入り、手を取り摩れば笑い顔のお袋。


お袋はよく、ひとり言を呟く人だった。

その時もただ一点を見つめて、話し掛けるように。


一度だけ、聞いてみたことがある、、、誰と話してるのかを。

・・・沈黙の後、

「じいちゃんや、おっちゃんたい!」

自分の父母や兄弟だと。


寝言を云ってる人に、話かけてはいけないという。

ひとり言にも、話かけてはいけないのだ、、、きっと。


お袋の今は、いったい何処にあるのだろう?

その瞳に顔を映し、手を摩るだけの俺がいた。

2017年2月14日 (火)

お袋の入院27日目(転院14日目) ~起伏~

朝のお袋は睡魔の中、、、なかなか目覚めようとしない。

そのまま看護師さんにお任せし、午後の訪問を告げておいとま。


バレンタインデーの今日は、スタッフさんからチョコレイトの差し入れ。

お袋も一粒頂いて、ご満悦だったとは妹からの報告。


久々に忙しい一日だった俺が、病院に駆けつけたのは午後の5時過ぎ、

其処にはすでに妹がいて、朝には無いほどに元気なお袋の姿。


今のお袋の状況は分からない、、、だから悩ましい。

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